Sufjan Stevens - Should Have Known Better をなんとなく和訳

 

 こんにちは、というかこれを書いてる時間で言えばこんばんは。初めまして、わざかと申します。

 初めて書くブログなので何か簡単に自己紹介でもした方がいいのかな〜とか思ったのですが、大して書くこともないので、早速本題に入りたいと思います。

 

みなさん、スフィアン・スティーブンズというアーティストをご存知でしょうか?

 

「いや」誰だよ知らねーよ」という方もいれば、「『君の名前で僕を呼んで』の主題歌の人だよね。ふふふ」という方もいらっしゃるでしょう。彼は様々な楽器を弾きこなし、自然信仰や宗教的な含意のある歌詞とフォークソングっぽい柔らかな曲調が魅力的なアメリカ出身のソングライターです。前述した通り、昨年話題になり、かつアカデミー賞で複数の部門にノミネートされた映画『Call Me By Your Name』(邦題 『君の名前で僕を呼んで』)の主題歌『Mystery of Love』を担当したことで日本でも知名度が広がりました。私はもともと日本公開前からこの映画を楽しみしていて、原作本も読んだし、映画予告もかれこれ50回くらい見たのですが、鮮やかな自然の中に佇む美男子二人の危うい空気がこの曲によって、妖艶さよりも純粋に「綺麗」という気持ちが先行されていくように感じました。それくらい、優しくて映画にマッチした曲だったんですよね・・・

 

 そこからスフィアンさんに興味を持ち出し、『Visions of Gideo』などを聞き出しました。これは映画のエンディングで使用されていたもので、ラストシーンの暖炉の前でうずくまるエリオの表情とともに流れるこの曲、とっても印象的でしたね。他にも某Tubeに上がっていた曲はなんとなく聞きました。スフィアンさんの曲は全体を通して、雨の日に一人ベッドの上で毛布に包まりながら聞いていたいものが多くて私的にはかなり好みだったんです。でも、ハマりきれない理由がありました。それは、

   

 歌詞の意味が全く   

     わからんwwww

 

 いかんせん英語弱者なので、自分で和訳しようという気など全くなく、和訳サイトを調べてみるも見当たらず・・・まあその時は映画公開から日も経ってなかったし、徐々に主題歌以外も和訳されていくでしょ、なんて考えてた頃から早1年近く経つ現在においてもスフィアンさんの曲はあまり和訳されていません。なので、もうこれは仕方ない、自分でやろうと一念発起し、このブログを書くことにした次第です。できればこのサイトを目にしてくださった稀有な方がスフィアンさんに興味を持ち、他の曲を和訳していただける日がくることを切に願っております。どうぞ、そこのところ一つよろしくお願いいたしますorz

 

 と、いうことで今回は 「Should Have Known Better」という曲をなんとなーく、意訳(時には誤訳)ないし、和訳して見ました。英語が全くできない、なんなら触れたくもない人間のない脳みそをひねってできたものなので、多少の間違いは鼻で笑っていただけるとありがたいです。ちなみに曲はこちら↓

 

    www.youtube.com

 

ではまず原文を・・・

 

I should have known better
To see what I could see
My black shroud
Holding down my feelings
A pillar for my enemies

I should have wrote a letter
And grieve what I happen to grieve
My black shroud
I never trust my feelings
I waited for the remedy

When I was three, three maybe four
She left us at that video store
Be my rest, be my fantasy
Be my rest, be my fantasy

I'm light as a feather
I'm bright as the Oregon breeze
My black shroud
Frightened by my feelings
I only wanna be a relief

No, I'm not a go-getter
The demon had a spell on me
My black shroud
Captain of my feelings
The only thing I wanna believe

When I was three, and free to explore
I saw her face on the back of the door
Be my rest, be my fantasy
Be my rest, be my fantasy

I should have known better
Nothing can be changed
The past is still the past
The bridge to nowhere
I should have wrote a letter
Explaining what I feel, that empty feeling

Don't back down, concentrate on seeing
The breakers in the bar, the neighbor's greeting
My brother had a daughter
The beauty that she brings, illumination

Don't back down, there is nothing left
The breakers in the bar, no reason to live
I'm a fool in the fetter
Rose of Aaron's beard, where you can reach me

Don't back down, nothing can be changed
Cantilever bridge, the drunken sailor
My brother had a daughter
The beauty that she brings, illumination

 

ちょっと読めばなんか暗いな・・・という印象になるのですが、実はこの曲、亡くなられたお母様を思って書かれたものだそう。だとしたらこの歌詞も納得できますね・・・

ではざっくり和訳

 

僕は間違っていた

見ることができていたものを見る

僕の黒いとばりが

僕の感情を抑圧する

僕の敵のための支柱

 

僕は手紙を書くべきだった

そして悲しみ−それは偶然の悲しみのような

僕の黒いとばり

僕は二度と自分の感情を頼らない

僕は救済を待っていたんだよ

僕が3歳か4歳の時

彼女は僕らをビデオ屋に置いていった

おやすみなさい 僕の幻想になって

 

僕は羽のように軽い

僕はオレゴン川のそよ風のように透明だ

僕の黒いとばり

僕の感情にゾッとさせられる

僕は安堵が欲しいだけ

 

いや、違う

僕は野心家じゃない

悪霊は僕を魅了する力を持っている

僕の黒いとばり

僕の感情の先導者

僕が唯一信じたいもの

僕が3歳で自由に探検していたあの頃

僕はドアの後ろで彼女に会った

おやすみなさい 僕の幻想になって

 

僕は間違っていた

何も変えられない

過去は過去でしかなくて

どこにもない橋

 

僕は手紙を書くべきだった

感情を説明するために

それは空っぽなもの

もう戻れない

見ることに集中して

柵の中の破壊者

近隣の出迎え

僕の兄には娘がいて

彼女が持ってきたものは美しい

それはイルミネーション

 

もう戻れない

ここにはなんの面影もない

柵の中の破壊者には生きる意味もない

拘束服の中の愚か者

アーロン神のひげ

君が僕を捕まえた場所

もう戻れない

過去は過去でしかない

片持ち梁橋の酔っ払った水兵

僕の兄には娘がいて

彼女が持ってきたものは美しい

それはイルミネーション

 

 

はい、かなり不自然な日本語になってしまいましたが大体こんな感じかな・・・?やっぱりなくなった方への思いが詰まってますね。